知らない人と一緒に楽しめるディズニーツア―

夢へと誘うバスに乗り


まず思い浮かべていただきたいのは、今まさに夢の国へと向かっているバスと、そこに乗っている人たちの気分の高揚感です。今まで会ったこともない人たちが自分のそばにいて、いつもは不安になるようなシチュエーションであるはずなのに、何故かそうならない。同じバスに乗り、ともに夢の国へと向かい、そこにあるであろう壮大なファンタジーに思いを馳せ、ウキウキしてとめどなく溢れてくる気持ちを皆で共有し合っているのです。たとえ言葉を交わすことがなくても、このバスに乗っているだけで、まるで心が一体化していくような不思議な感覚に陥るのです。
今、私が考えていたことを隣のおじいさんも考えていたかもしれない。私がファストパスを取ろうと計画しているあのアトラクションを、前に座っているこの子も狙っているかもしれない。そう思うだけできっと、笑みがこぼれて仕方ありません。


いつのまにか家族のように


パーク内に一歩足を踏み入れると、しばらく立ち尽くしてしまいます。どちらへ歩いていけばよいのか途方に暮れてしまうからです。ディズニーのうまい楽しみ方というものは必ずあります。そこで、バスで乗り合わせた同志に頼ってみます。例えば年間パスポートを持った人は、その辺を熟知しておられるので、もし同じバスにいたら大変ラッキーです。ご一緒させてもらうのも一興です。また、パーク内のキャストは親切で色々なことを教えてくれます。例えば、雨の日にどこどこへ行ってみれば、面白いものが見られますなど、自分だけが楽しむのは勿体ないレアな情報も多分にゲットできます。そんな時は、バスの同志にも教えてともに感動を分かち合います。
そして、楽しかった一日も終わりがきてしまいますが、その頃には、バスで一緒だった同志はきっと家族のようになっています。今日一日こんなことがあったと、まるで一家団欒のように話がつきぬ帰路となるのです。